narrative voyage ~旅と今ここを見つめて

多様な世界を感じるままに。人が大切な記憶とつながっていくために。

この空の向こうに④ “読む”ことで変わるのかもしれない書くこと

  21_21 DESIGN SIGHT「トランスレーションズ」展より  2021年6月

 

遅いお昼にしようとした今日の午後。

“ささやかな想像の源泉”という、ぼーっとしていたにしては

ちょっと出来すぎた感じの言葉が、ふいに降りてきた。

 

自分が今日ブログに書こうとしていたことと、何か関係はあるのか。

少し考えたけど、そこには当てはまらず、

どちらかというと、それは午前中自分がしていたことから来たようだった。 

 

午前中は、ブログを書き始める前に、

他の人のブログも読んでみようという気持ちになって、

実際読んでみたのだ。

 

何でブログを読むことに、こんなに意を決して

折り目をつける感じなのかというと、

人の書いたブログや本を読むことが、正直得意でない。

 

本は子どもの頃、苦手意識はなかった。

20~30代で読むスピードが遅いかもと感じたが、何とか読んでいた。

40代のこの頃は、借りてもほぼ手つかずで返却、買っても見事な積読に。

 

ネットでも情報系(アート、旅、スポーツなど)は自分から見るけど、

文章を読むよりも、調べるため。

ブログも数年もの間、自分で書いてみたいと思いながら、

人のブログを読むことはほぼゼロだった。

 

でも、今日は書く前に見に行ってみようか、と思った。

私の投稿に☆を付けてくれた人たちや、興味のあるジャンルを頼りに、

人の書くブログを見に行ってみて、気づきがあった。

 

ブログの読みやすい体裁とか、載せるべきものを確認できて、

こういうふうにすればいいのか、と気づいたり。

(元々、人のブログをあまりにも見ていなかったので、

自分でもおかしくなるぐらい発見があった)

 

文章もデザインも、人それぞれいろんなスタイルがある。

もっと自分も自由に書いてみてもいいし、

自分を出してみてもいいのかも、と思ったりした。

 

人の表現に触れることが、純粋に面白かった。

 

次は本を読めるようになれるといいな、と思いながら。

まずは、このブログという場で、人の日常と言葉から生まれてくる

“ささやかな想像の源泉” を楽しんだひとときでした。