narrative voyage ~旅と今ここを見つめて

多様な世界を感じるままに。人が大切な記憶とつながっていくために。

Encounters 出会い

小さなお客様からのギフト ~ギャラリー仕事で出会うもの

仕事場はギャラリー、というと、 たいてい「いいね、素敵だね」という反応が返ってくる。 多くの人は、“アート作品に囲まれて、豊かな時間を過ごせている”、“いろんな人に会えて楽しそうな”雰囲気を想像するのではないか。 確かにそんなふうに思える日もある…

この空の向こうに⑮ ~大相撲と秋の空、コピー機で子どもと。

今回は、少し長めの日記的なものになりそうです――― 絶対的な行楽日和 ようやく地元にも、秋らしい、からっと晴れた日到来のこの頃。 特に昨日、月曜日は、太陽も出てくることを約束しながら、 一日涼しい予感というのが、朝から見て取れるような 素晴らしい…

6月を駆け抜ける ~再会と出会い、“居場所カフェ”を言葉に。

それほどスピリチュアルなほうでもないけれど、 同じ数字の偶然の連続、”エンジェルナンバー"も何度か 見たりして、不思議だったこの頃。 その先に、停滞した2ヶ月間が信じられないほどの、 再会と出会いがつながりあう1週間が待っていました。 しかもキーワ…

この空の向こうに⑪ ~愚直に16年、連続出場1090回

先週末は東京・両国へ行ってきました。 2年間待っていたイベントのため、国技館へ――― 実は相撲が好きなのですが、連続的に見るようになったのは、この8年ほど。 以来ずっと、応援してきた力士が引退、ついに断髪式となったのです。 伊勢の海部屋の、元関脇・…

この空の向こうに⑩ ~高校時代とヴェネチアに橋をかける友

台風の気圧に圧倒されながらの、6月のスタート。 なぜか、高校時代の友人との時間と旅の記憶が 思い出されたので、書いてみたい。 ーーー記憶が始まるのは、高校を決めるときから。 その頃には私は、海外への憧れがあり、 交換留学制度のある私立も考えたが…

この空の向こうに⑥ 何かを越えた出会いと、書くということ

1年前の今日も、良く晴れていたのを覚えています。 生きている限り、きっと忘れないことが起こった日でした――— 2022年5月2日の朝、私がいたのは通勤電車。 リュック姿や家族連れがにぎやかで、 世間は連休だった、私も休みを取ればよかったと思い始めていま…