narrative voyage ~旅と今ここを見つめて

多様な世界を感じるままに。人が大切な記憶とつながっていくために。

車椅子のガイドヘルパー資格を取得しました…!

 
神奈川県の「全身性障害者ガイドヘルパー養成研修」を修了しました…!
昨年は受けようという直前に、コロナになってキャンセル。ようやく一歩前進です。

 

3日間の短期でしたが、ガイドヘルプに関わるサービスや歴史などを学ぶ座学、最終日には車椅子ユーザーと街を移動する外出実習もあり、なかなか盛りだくさんでした。

 

今回受講したガイドヘルパー講座は、全身性障害(上下肢にまひや、全身にわたる機能障害あり)の人のサポートを学ぶもの。

 

講師の中には、障害福祉の現場で働きながら臨床心理士資格を取られた方も。
事故などで足を切断せざるを得なくなった方などの、障害の受容に至る心理プロセスも伺い、今後知っていきたいテーマになりました。

 

 

外出実習で利用した地下鉄。
介助者としての切符の買い方や、電車とエレベーターの乗り降りを実習。

 

 

関内駅前。研修センターの近く。
横浜スタジアムや中華街、山下公園大さん橋
港エリアも車椅子ユーザーさんと出かけてみたい。

 

 

こちらは研修とは直接関係ないですが、村上春樹ライブラリー。
昨年春に来日した車椅子の友人と行ったことが、ガイドヘルパーをやりたくなったきっかけでした。

 

乗り慣れているはずの東京の地下鉄で、エレベーター探しから、駅員さんへのサポート依頼で右往左往。おだやかに見える歩道でも、友人の車椅子を押すと体感する予想外の段差、結果的に歩くことになった長い道。

いろんな想定外に遭遇しながらも、言語を越えた村上ファンである友人が、ライブラリーを訪問でき、心と身体いっぱいに場を味わっている様子に、私も大きな可能性を感じたのでした。

 

施設や病院の環境にわりと慣れているので、障害・病気のある人の日常的な外出支援にも関心はありつつ、こういった文化施設、アートスポット、イベント会場へ行きたい方のヘルプや、海外から来た障害のある方のアテンドも、ぜひやってみたいと思います…!